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業務紹介(大気中アスベスト濃度測定)
建築物の解体等現場において、予期せぬ箇所からアスベストの飛散や漏洩等がないように、大気中のアスベスト濃度を測定します。
アスベスト濃度の単位は、f/L(繊維数濃度)です。
濃度測定の流れ
測定箇所の決定(デザイン)
発注者様と打合せを行い、測定箇所を決定します。
一般的な濃度測定箇所を以下に示します。
※
上記はあくまでも一般的なものであり、測定点や測定頻度、条件等は行政との打合せや発注者の意向により決定します。
測定作業(サンプリング)
ポンプにより空気を吸引し、メンブランフィルターを介すことによって、フィルター上に粉じんを捕集します。
測定箇所や測定条件等は、そのときの測定環境や状況により調整することがあります。
捕集した粉じん(アスベスト繊維状粒子)を分析(繊維数計数)することによって、繊維数濃度を測定します。
写真:エアサンプラーによるサンプリング
分析作業
標本作製
位相差顕微鏡による計数分析を行うために、メンブランフィルターに透明化処理を行います。
写真:透明化した標本
計数分析
位相差顕微鏡により計数分析を行います。
フィルター上の繊維数を計数し、測定や計数の条件から繊維数濃度(f/L)を算出します。
計数分析の方法は、以下を参照しています。
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JIS K 3850-1「空気中の繊維状粒子測定方法」
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アスベストモニタリングマニュアル(第4.2版)
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(公社)日本作業環境測定協会「作業環境測定ガイドブックNo.1」
写真:位相差顕微鏡
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